パネルディスカッション

  • 高橋哲哉氏は、NHKの騒動になった製作に関わっていたということで、その話をされていました。

NHKの改変は甚だしく、政治介入があったに違いないと断言していました。
あと、朝日が及び腰なので「どうした、朝日。もっとしっかりしろ」ということらしいです。

  • 小池振一郎弁護士の話が、個人的にもっとも納得出来ない物でした。

ラジオで拉致問題について話す機会があったが、時間の関係もあって、話したいことが話しにくい状況だったとのこと。
拉致被害者を一度日本に連れて帰ることになった時、北朝鮮と「もう一度、北朝鮮に戻す」約束をしていたのに、約束を破ったのはおかしい。更に、横田めぐみさんの遺骨の件も内密にと言っていたのに公にしたのはおかしい。と、いうようなことを言いたかったけど、そんなことを言うと「北朝鮮の味方をするのか」と言われそうな風潮がある。このような批判はあってもいいはずなのに何故ないのか。ということらしいです。
まぁ、どんな意見を言うのも考えるのも自由なんですけど、その例え話として持ってきたのが、離婚調停(?)の時の約束事の話。
「子供が熱を出したので、(夫の)保険証を(妻に)貸して欲しい。後で必ず(夫に)返すから。」というような、些細な約束事でも守らないと、話し合いは上手くいかないと言い出すのには びっくりしました。
だって、前提が全く違うでしょ。
保険証は、元々、夫のものだから、返すのは当然でしょう。
でも、拉致被害者は、もともと北朝鮮にいたんですか?
これが、詭弁でなくて、なんなのでしょうか。この人、本気で言ってるんですか?
まぁ、私なら、、誘拐犯に「1千万円用意したら、子供の命は助けてやる」といわれて、用意する約束はしたけど、無事子供だけ取り返してお金は渡さなかったというほうが、例えとしては適切じゃないかと思うのですが。
あと、「警察には絶対知らせるな」と言われたけど、やっぱり警察に話したっていうのが、ぴったりでしょう。
それで、「誘拐犯との約束事を守らないのはおかしい。約束はどんなことでも守るべきだ。」と言う人がいたって、別にその人の言論の自由で、考え方の自由ですからね。