グロービートジャパンと平和神軍観察会の裁判(刑事)第九回公判

今回から、裁判長と検察官が変わりました。
つまり、前回の「あのテープ」や、黒須伸一氏の証言態度を生で知らない人になってしまったわけです。(テープは証拠として提出されていますが、聞く時間があるのかは謎です。テキスト化されているので、読んでおしまいになってしまうのかも)
今までの経緯を知らない裁判長と検察官のために、被告人の意見陳述と弁護人の意見陳述がありました。
そして、いよいよ検察側の反対尋問です。
反対尋問そのものは、あまりたいした内容ではありませんでした。
検察側としては、「意に沿わないと言っているけど、納得してサインしたんじゃないの?」と言いたかったみたいです。
まぁ、それはいいとして。
グロービート社側の告訴が、受理されていたことに恐怖と驚きを感じた」という被告人に対して、「形式が整っていれば、告訴状は受理されるものだから。何故それが恐怖なのか?」と、言ったのです。
それは、いったいどういう意味ですか?
被告人の次瀬徹氏は、日本平和神軍の脅迫行為に対して、被害届を提出し、*1告訴状も出したはずですが受理されていないのですよ?*2
この検察官は、次瀬徹氏に対して「あなたの言うことはよくわからない。」と言っていましたが、私は、この検察官の言うことの方がよくわからないですよ。

*1:被害相談だけで、被害届は出していないかも知れないとの事です。

*2:次瀬徹氏は、告訴状を提出していないそうです。但し、受理されない告訴状があるのは事実です。また、「形式さえ整っていれば受理されるなら、告訴状を出せば良かった」と思ったそうです。